カリキュラムの流れ
1年次:基礎学力を高める
工学が関係する幅広い分野の概要、工学を学ぶ上で必要となる基本的な数学、プログラミングに加え、データサイエンスの基礎などを学びます。
- 情報処理入門
- 工学基礎実験実習
- 微分積分
- 線形代数
- 微分方程式
- 数理・データサイエンスの基礎
- プログラミング など
2年次:専門基礎科目への発展
ネットワーク工学や信号処理を学ぶための基礎を修得し、実験・演習を通じて専門科目の基礎の習熟を図ります。
- フーリエ解析・ラプラス変換
- 論理回路
- 回路理論
- データ構造とアルゴリズム
- 画像工学
- コンピュータネットワーク
- ネットワーク工学実験A など
3年次:専門科目の充実
より専門性が高く、幅広い科目で応用力を高め、実験を通じて課題への主体性、共同作業者などとの協調性も養成します。
- ディジタル信号処理
- モバイル通信
- セキュリティ概論
- マルチメディア工学
- UNIXプログラミング
- オブジェクト指向プログラミング
- ネットワークプログラミング実験
- ネットワーク工学実験B など
4年次:研究室配属
これまでに習得した知識や経験を生かし、各研究分野の最先端の研究テーマに取り組むことで、有線および無線ネットワークや情報セキュリティに携わる技術者としての素地を作り上げます。
- 特別研究
- 情報化社会と技術 など
ピックアップ科目
コンピュータネットワーク
電子メール、ホームページ、ネットショッピング、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)など、私たちは、日々の生活において、インターネットを広く利用しています。この講義では、インターネットを中心とするコンピュータネットワークにおいて情報が運ばれる仕組みを理解することが目的です。インターネットを、使うだけではもったいないです。その中身を知ることで、技術的なおもしろさが2倍にも、3倍にも広がります。
ネットワーク工学実験A・B
目に見えない電気、電子や信号を理解するためには、これらを扱った実際のモノに触れ、知ることが必要です。講義と足並みを揃え、入門的な内容のネットワーク工学実験A、専門性の高いネットワーク工学実験Bを段階的に履修していきます。